ブログのサイト設計をしてみたいけどよくわからない。
そもそもサイト設計ってブログを運営する上で必要なの?
このように悩んでいませんか?
今回の記事では、なぜサイト設計は必要なのか、サイト設計の4つのポイントを紹介します。
実はサイト設計は4つのポイントを抑えると簡単です。
サイト設計のポイント
- ブログのコンセプトを考える
- ブログで売る商品を明確化する
- ブログで必要な記事を考える
- 可視化してまとめる
この記事を読むと、サイト設計の必要性が理解できます。
本記事の信頼性
- はてなブログで2年運営経験あり
- WordPressブログ歴2年
- テニスブログで月5万円・月3万PV達成
- WEBライター初月5万円達成
- 本業でWEBコンサル担当
テニスブログはASP案件が皆無でしたが努力で月5万円達成しました。
Follow @seiya_mtmtまだブログを始めていない人は以下の記事を参照してください。
なぜサイト設計は必要なのか?
ブログでサイト設計が必要な理由は3つあります。
- 記事に関連性を持たせるため
- 記事を書きやすくするため
- 売る商品が買ってもらいやすくなるため
順番に見ていきましょう。
記事に関連性を持たせるため
ブログの記事で読者を満足させることは、1記事では絶対に不可能です。
かなり長い記事になりますし、1記事のみのブログは見たことがないですよね。
読者が記事をたくさん見て回ってくれるのはSEO的にも高評価ですし、関連性の高い記事を内部リンクで貼ると読者も記事に飛びやすいです。
自分のWEBサイトのページ同士をつなぐリンクのことを内部リンクと言います。
また、自分のWEBサイトから、他人のWEBサイトへリンクすることを外部リンクと言います。
内部リンクがクリックされ、読者がサイト内を回遊するのはSEOでの高評価につながります。
記事に関連性を持たせることは運営者にも、読者にもメリットがあります。
記事を書きやすくするため
どんな記事を書けば良いのかな?と悩むことが減ります。
読者がどの記事を読んで、商品やサービスを買ってくれるのかイメージも沸きやすくなるはずです。
サイト設計をすると、商品という読者のゴールも見えてきますし、読者が商品やサービスを実際に購入してみたいと思うようなブログが自然と作れます。
ゴールがあるのとないのではモチベーションも変わるでしょう。
もしも、マラソンでゴールがなかったらどうでしょうか?
やる気は一切起きないはずです。
サイト設計が完璧だと、記事も書きやすくなります。
毎回「今日は何を書こうかな?」このように考えることがなくなるでしょう。
なんとなく今日はこの記事を書こうといったこともなくなります。
サイト設計を行うと、作業効率もよくなるのです。
無駄なくブログ運営を進めることができます。
売りたい商品を買ってもらいやすくなる
ブログ運営の目的はほとんどの方が、収益を上げることのはずです。
ゴール(商品を決めてから逆算)することにより、商品購入のために知っておきたいことや、商品でどんな悩みが解決できるのかを提案することが可能です。
結果として、商品が売れやすくなります。
サイト設計の4つのポイント
サイト設計は4つのポイントを抑えることで、簡単にできます。
- ブログのコンセプトを考える
- ブログで売る商品を明確化する
- ブログで必要な記事を考える
- 可視化してまとめる
サイト設計をうまくするポイントを解説していきます。
ブログのコンセプトを考える
コンセプト=自分のブログを誰に見て欲しくて、どのようになってほしいか?
上記のように考えるようにしましょう。
この時、注意して欲しいポイントはコンセプトはできる限り具体的にすることです。
例を3つ上げてみましょう。
(例1) 副業で稼ぐ方法を紹介するブログ
全然具体的ではなく、誰でも書けそうなブログで興味もわかないと思います。
(例2) 副業で1万円稼ぐ方法を紹介するブログ
先ほどよりは具体的になりましたが、これでもまだまだ具体性が足りません。
(例3) 20代サラリーマンの副業初心者が月に1万円稼ぐ方法を紹介するブログ
かなり具体的になりました。
例3であれば自分のブログを誰に見て欲しくて、どのようになってほしいか?という内容がすべて記載されています。
コンセプトは絞り込んで、ライバルと差別化するのがポイントです。
コンセプトを決めておくと、毎回ペルソナを考える必要性もなくなります。
いきなり差別化するのが難しいという方は、自分の強みをいかせるようなコンセプトにすると良いでしょう。
例:
不動産会社勤務経験あり→不動産会社勤務の会社員が教えるおすすめの住宅購入を解説するブログ
上記であれば、不動産業の内部事情を絡めて専門的なことを発信できるため、差別化は簡単です。
ブログで売る商品を明確化する
サイト設計を行っていない場合は毎回、売る商品を考えてゴールを決めなければいけません。
ゴールが定まってないと、誘導も曖昧になるでしょう。
結果として、売れない商品やサービスになってしまうのです。
しかし、サイト設計を行うと売る商品、売るサービスが最初から明確化しています。
毎回ゴールをどうしようかと考える必要性もなく、誘導もうまくいくでしょう。
あとはゴールに向かって記事を書くだけになります。
<売る商品やサービスの一例>
- Googleアドセンス
- ASP広告
- 自社商品の販売
- 情報商材(Note・Brain・メルマガ)
- オンラインサロン
基本はこの中から選んでいくことになるはずです。
商品は多ければ多いほど良いと思われがちですが、読者は広告を嫌います。
なるべく商品(広告)は少なくし、必要な時に沿えるだけといったイメージを持つと良いでしょう。
とはいえ、ASP広告の多くは急遽停止するリスクもありますので複数の広告と提携してリスクヘッジしておくのがおすすめです。
サイト設計時には、しっかりとリサーチをして売る商品を決めるようにしてください。
商品は本当におすすめできるくらい念入りに調べるのがおすすめです。
ただ紹介するだけでは読者は購入してくれませんので、何を聞かれても答えることができるくらいまで情報を落とし込みましょう。
商品を探す際にはまずはA8.netで検索してみましょう。大手ASPで案件もたくさんあります。
どんな商品を売ろうか悩んでしまう…。
という場合は、自分のブログコンセプトのキーワードをGoogle検索してみて、1位〜20位のサイトでどんな商品が紹介されているのか調査をしてみてください。
収入の発生の仕組みが理解できていない人はこの段階でしっかりと理解しておきましょう。
ブログで必要な記事を考える
まずは自分で必要な記事を考えます。
例として、先ほど紹介したコンセプト(20代サラリーマンの副業初心者が月に1万円稼ぐ方法を紹介するブログ)で考えていきましょう。
必要な記事を洗い出します。(一例です)
- 月に1万円稼げる副業
- 副業の始め方
このような記事は必ず必要になって来ると思いますし、すぐに思い浮かぶかと思います。
この時点ではまだ、記事には繋がりを持たせる必要性はありません。
淡々と必要そうな記事を考えていきましょう。
そのうちに出てこなくなったら、ツールを使用して必要記事の洗い出しを行います。
ツールの洗い出しでは下記のものを使用するのがおすすめです。
ラッコキーワードはキーワードと関連性の高いキーワードを見つけてきてくれる優れものです。
調べたいキーワードを検索に入力するだけで、サジェストキーワードや関連Q&A、共起語、見出しを一括で見つけ出してくれます。
ラッコキーワードはなじみがないかもしれませんが、昔は「関連キーワードツール」という名前で運営していました。
現在はリニューアルして、ラッコキーワードとなっています。
ツールを使わずに必要な記事の洗い出しを行うのはどうしても、抜けができてしまったり、手動でめんどくさくなってしまいます。
ラッコキーワードを使用すると、幅広くキーワードの抽出ができ、必要な記事の洗い出しができます。
ラッコキーワードの使い方は、以下の記事で解説しています。
Yahoo!知恵袋は、日常の疑問(生の声)を聞くことができるすごく有効なツールです。
自分のブログに関係のありそうなワードを入力して、悩みを探します。
その悩みを解決できるような記事を作れないか考えてみてください。
必要な記事はすべて洗い出すように心がけましょう。
可視化してまとめる
ここまでサイト設計が終われば、全体像を可視化してまとめます。
可視化の際におすすめの方法は下記になります。
- マインドマップ
- Excel(スプレッドシート)
- ノート
マインドマップはマインドマイスターというサイトがおすすめです。
ツリー上に必要な記事を洗い出すことができます。
マインドマップ作成時に気を付けたいポイントは、カテゴリに偏りが出ないようにすることです。
ツリーがバランスよくなるように必要な記事を考えていきましょう。
エクセル(Googleスプレッドシート)では列を使い、階層別に記事を分けていきます。
エクセルはマインドマップに比べて編集が簡単です。
色分けなどで工夫し、わかりやすくしていきましょう。
ノートに手書きで思った通りに殴り書きするのも良いでしょう。
自分が見返してわかりやすいようにまとめればOKです。
記事は、孤立したものを作らないようにするのがポイントです。
ジャンルが異なる記事を書くと、記事同士でリンクを貼れなくなります。
例えば、以下の通り。
関連性の低い記事を書いてしまうNG例
- 転職ブログで、料理の記事を書く
- 子育てブログで、カフェの記事を書く
- テニスブログで、卓球の記事を書く
商品にも必ず繋がるようにサイト設計は行っていきます。
サイト設計の可視化まで終わればあとはブログを書いていくのみです。
サイト設計は時間がかかるかもしれないですが、重要なのでしっかり時間をかけても大丈夫です。
まとめ:ブログのサイト設計はポイントを抑えると簡単にできます
今回はブログのサイト設計について解説していきました。
サイト設計が必要な理由
- 記事に関連性を持たせるため
- 記事を書きやすくするため
- 売る商品が買ってもらいやすくなるため
ブログのサイト設計を行うのには上記のような理由があります。
サイト設計はメリットも多いのでやらない理由はないでしょう。
また、サイト設計をするポイントは4つです。
サイト設計における4つのポイント
- ブログのコンセプトを考える
- ブログで売る商品を明確化する
- ブログで必要な記事を考える
- 可視化してまとめる
コンセプトは具体的に、売る商品は明確化、必要な記事は洗い出して可視化することが大切です。
ツールはラッコキーワードやYahoo!知恵袋を利用しましょう。
ブログのサイト設計は運営していく上でゴールを決める重要なものです。
サイト設計をまだしていない方は、この機会にぜひ行ってみて下さい。
コメント